この記事はアニメ おそ松さん 第10話のネタバレが含まれます。

テレビで放映中の自己責任アニメ おそ松さん。昨日放送した第10話 「イヤミチビ太のレンタル彼女」。かつて貧乏だったイヤミは自分から採れるレアメタル「イヤメタル」により一時的に裕福な生活を物にします。が、そのイヤメタルが枯渇してしまい再び貧乏生活に逆回り。そんなイヤミはこの貧しい生活から脱却すべく金儲けに目が企み、公園で出会ったチビ太と一緒にレンタル彼女業を始めます。

イヤミとチビ太とダヨ〜ンは自らが女装をして男性客を待ちます。しかし、あまりにも見た目がひどく誰も近寄ってこない…そんな所におそ松兄弟が現れます。イヤミたたちはおそ松たちを客引きするも逆ギレされて大罵倒、大非難して去っていきます。

そこで松野家の末っ子、トド松は…

トド松「アロマ企画でもないねえ」

と言い放ちます。おいおいおい、トッティ！いくら深夜アニメだからって地上波でサラッとアロマ企画とか言うなや！幼気なよいこも見ているんですよ！「ん？アロマ企画？なんぞ？」と、思った方…ググるなよ。絶対に。

しかし、そんなおそ松たちもある事がきっかけでレンタル彼女にハマってしまいドンドン金を絞りとられてしまうのですが…。

で、この回の題材であるレンタル彼女とはその名の通り女の子にお金を払って彼女になってもらいデートするというサービス業です。時間になるとそこでお金を払ってサービス終了。おそ松さんの作中ではオプション料金を支払う事であらゆる事が楽しめるのだそうな。

何というかこれは社会の闇ですな。その闇世界にあえてそこに突っ込むというおそ松さん…恐ろしい子！このブラックさ加減がなんとも赤塚不二夫っぽい社会風刺。

先週の十四松の恋で描かれたプラトニックなストーリーは何だったのか…。

おそ松たちはレンタル彼女と遊びまくり、度重なるオプション料金の支払いでついには金が底をついてしまします。おそ松たちはニートでクズの集まりですが、レンタル彼女とエロい事楽しい事をしたい一心でなんと真面目に仕事をしてお金を稼ぎ出します。今まであんなに働くことなどしなかったのに…童貞パワー、恐るべし！

トッティは、かつてスタバァでバイトしていましたがあの一件で流石に辞めてしまったようです。

そして、これは東京メトロの駅で見つけた厚生労働省の最低賃金告知のためのポスターです。なんと隅の方に真面目に働いているおそ松たちが写っています。ニートのくせに厚労省のポスターに出るなよ！と思っていましたが、まさかこれの伏線だったとは…。

トッティ「ねぇよ！」

てゆーか、なんで厚生労働省は自己責任アニメ・おそ松さんとコラボしたんだろ…。トド松がお似合いなのが地味に悔しい。