池袋に映画『ちいかわ 人魚の島のひみつ』を観に行く。
今日は午後過ぎから雷鳴が轟く荒れ模様。ウェザーニュースのお姉さんが言っていた通り、関東地方は非常に不安定なお天気です。私はタイミングよく建物の中に避難しておりました。雨が上がると青空が顔を出したものの、雲が多く湿気たっぷりの蒸しっとした暑さです。

ウォーキングを始めるタイミングで雨が止んでくれたのは幸いですが、晴れると同時に蝉の大合唱が始まり、暑さがさらに際立ちます。
そんな今日は池袋までウォーキング。いつも遊んでくれる知り合いに誘われて、映画『ちいかわ』を観に行くことになりました。当初の予定では、少し人が落ち着いた頃に一人で観に行くつもりだったのですが、せっかく誘ってもらったことだし、トレンドの話題作でブログのネタにもなるな!と思って観に行くことにしました。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は、イラストレーター・ナガノ氏による人気漫画『ちいかわ』の「セイレーン編」を映画化した作品。ちいかわとしては珍しい長編ストーリーで、連載中も「もしかしたらアニメ映画化するのでは?」と噂されていたエピソードでした。
夏休みの始まりと重なったこともあり、『鬼滅の刃』や『名探偵コナン』に匹敵するほどの怒涛の上映回数が組まれており、初日から大ヒットとなっているようです。

私は原作漫画も読んでいるのでストーリーも結末も知っているのですが、あのエピソードがアニメでどのような演出とクオリティで描かれるのか、非常に楽しみにしていました。
日曜日夕方の池袋の映画館ということで、もちろん車いす席以外は満席! ただ意外だったのは、子供やファミリー層はかなり少なめで、大人の女性グループやカップル、さらには老夫婦の姿まで見かけたことです。
それだけ『ちいかわ』という作品を嗜む年齢層が幅広いということでしょうね。

物販コーナーのグッズは、熱心なファンの影響なのか転売ヤーの仕業なのか分かりませんが、すでに大半が完売していました。とりあえず私はクリアファイルとパンフレット、そしてセイレーンのぬいぐるみを購入。本当は島二郎のグッズも欲しかったのですが……!
その後は席について上映開始まで知人と談笑。映画の予告編は長いので一瞬落ち(寝)ます。映画泥棒(NO MORE 映画泥棒)は、なぜか仮面ライダーゼッツと宇宙刑事ギャバンのコラボ仕様になっていました。さて、いよいよ映画が始まります。

――終劇。
シアターの照明が点いた瞬間、館内には「ざわ……ざわ……」と妙な緊張感が漂っていました。そりゃそうだ(笑)。
映画の内容自体は今もX(旧Twitter)で原作が無料公開されているのでネタバレも何もないですが、やんわりと感想を箇条書きで。
- ストーリーは良くも悪くも基本原作通り
- 作画や映像クオリティがめちゃくちゃ高い
- 音楽も新規劇伴に加え『めざましテレビ』のBGMアレンジが入っていて良い
- オープニングやエンディングの楽曲も良く、挿入歌の使いどころも秀逸
- 途中なぜかミュージカル風な演出が入って妙にコミカル
- 島二郎がめちゃくちゃ良い味を出している
- 一見キッズ向けアニメの顔をしているので親子揃って楽しめる
- …が、「ナガノミステリー(特有の狂気)」は健在。むしろ映像と音声がついたことで怖さが際立っている
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』同様、「今日の日はさようなら」が流れる作品にロクなことは起きない
- ラストも原作通り。故に残る独特の後味の悪さ
要するに「子供向けアニメの皮をかぶった東野圭吾ミステリー」である。

今回、原作者であるナガノ先生自らが脚本も担当しているため、全体を通して『ちいかわ』の可愛らしい魅力もダークな闇も満載で、一切の抜かりがない素晴らしい出来栄えでした。原作を知らない人でもしっかり楽しめる仕上がりになっていたかと思います。
シアターを出ると、外の路面には大きな水たまりができていました。どうやら映画を観ている間に一雨降ったみたいですね。駅前で知人と解散した後、私は新宿方面までトコトコ歩いて帰りました。
ちなみに、新宿TOHOシネマズの大型看板は全面ちいかわ一色に染まっていました。
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