千歳変電所&和田堀変電所 訪問。
ウォーキングの一環として取り入れている1つに、『歩いて鉄塔を追いかけてみよう』というものがあり、その中でも鉄塔を追いかけて変電所や開閉所を見て回っています。配電用変電所や大手需要家用の変電所とかはあまり見学しませんけれどね。
で、今回も近所の変電所である野方変電所と練馬変電所訪問の続きとして、千歳変電所と和田堀変電所を見てきました。
千歳変電所
世田谷区の北烏山にある変電所。中央道沿いにあるのでわかりやすいです。
私にとって馴染みのある北多摩線や中富線のゴールでもあります。しかしこの変電所は地中線をくぐり屋内変電所なので、「これぞまさしく変電所…ッ!」という印象がないのです。だから例えば中富線巡るのであれば、いかにもな施設である中東京変電所、武蔵赤坂開閉所とか見れば幸せになれると思います。
まず中富線の引き込み。下段の北歳線とともに地中に潜り、変電所内へ入ります。
武蔵野変電所からやってくる北多摩線は、中央道の北側で引き込まれます。併架されている高井戸線もここで分かれます。これは二次側です。
南側に立っているのは川世線です。千南線もここで地中に引き込まれます。多摩川を越えて南武変電所から来ます。
そうか、ここは装置群も室外にない上に鉄構も環境美化タイプだから違和感があったのか…
その隣には北堀線があります。小さくてかわいい鉄塔で途中は神田川と併走します。
中央道北側からはさらに和田堀線と北烏山線も出ています。和田堀線は歴史のあるものなので、開始番号も飛び級。
和田堀変電所
和田堀線を歩いて和田堀変電所まで。杉並区 和泉にあります。
北堀線は変電所の外で地中線に引き込まれます。東京電力社宅内にある。
和田堀線は変電所手前で駒沢線を併架。そして変電所隣でそれぞれ地中へ。左に並ぶのは杉並線と高井戸線です。
変電所内はGISがずらっと並んでいます。
路線名のラベルがついているのは親切ですね。
その後ろには独立した断路器がありました。屋外にある変圧器のですかね。
さらにその奥、敷地の後ろには電力用コンデンサも見えました。
敷地内には変圧器もありました。局配と書かれています。
変圧器の手前にコンデンサがあります。背景は鉄塔がたくさんあるのでこうみると変電所っぽいといえばぽいかも。
今回訪れた、野方変電所、練馬変電所、千歳変電所、和田堀変電所は住宅街とロケーション的に屋内変電所スタイルで、鉄構や装置剥き出しいなっていないのでちょっと物足りないかなあ。
- Category:おさんぽ/おでかけ, 鉄塔・送電線・他施設
現在、コメントとトラックバックは停止しています。