風と緑と散歩道

晴れた日は出かけよう 見知らぬ この道、あの森へ…

コスモプラネタリウム渋谷に行ってきました。

セミの声が元気に鳴り響く井の頭公園。東京はきょうも晴れて蒸し暑いです。こういうときは涼しい映画館でゆっくり映画鑑賞なんていいですね。でも今日は指向を変えて渋谷のプラネタリウムに行ってきました。

渋谷のプラネタリウムというと東急文化会館の五島プラネタリウムですが10年くらい前に閉館し、東急文化会館も取り壊され現在は新たな商業施設「渋谷ヒカリエ」を建設しています。渋谷の街も変わり続けています。さて新しいプラネタリウム、コスモプラネタリウム渋谷渋谷区文化総合センター大和田の最上階にあります。建物丈夫はは丸いドームになっておりました。

プラネタリウムを観るのは実に10数年ぶり。学生の頃友達と見に来て以来だったと記憶しています。それも渋谷五島プラネタリウム閉館する頃でした。

カールツァイスⅣ型プラネタリウム投影機

途中五島プラネタリウムで使用されていたプラネタリウムが展示されていました。近くで見るとでかいです。

プラネタリウムを見学した後最上階のコスモプラネタリウム渋谷を目指します。12階につくと常に長蛇の列が…。チケット券売機を観ると次の上映会のプログラム「コズミックコリジョンズ」は売り切れ…。考えてみれば平日とはいえ夏休みだから小学生や親子売れ、お休みの人々で混むわけです。仕方がないのでまだ席が若干余っていた「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」の映画のチケットを購入。

上映まで一端外に出て、PARCOやLOFT、丸井で時間をつぶし。時間になったので再度プラネタリウムに訪れると既に席はなくなっていました。劇場内前には入場待ちの長蛇の列。親子連れからカップル、老夫婦まで様々な方がおりました。人気ですね。

中に案内され入ると既に良い席は埋まっておりました。中は天井がドーム上で。中央にはプラネタリウム投影機。非常に広く高いです。上映が始まるアナウンスでシアターが暗くなり、上映が始まります。ドーム上の天井に迫力の映像が流されました。しかし投影機のトラブルで止まってしまいました。

どうやら投影機のトラブルでドーム全体に映像が出なかったようです。ちょっとびっくりしました。そこでトラブル復旧までの間本来このプログラムでは上映されないプラネタリウムによる天体解説が行われました。場内が真っ暗になり、天井にはきれいな星空。思わず感銘を受けてしまいます。本当にきれいでした。

本来トラブルというと怒りたくもなりますが、本来みられないはずのプラネタリウム上映&天体解説を経験できたので、ちょっとラッキー。

そんなこんなでHAYABUSAの上映が始まります。フルCG&ドーム型スクリーンによるダイナミックかつ臨場感あふれる映像は圧倒です。内容ははやぶさ打ち上げから探査、帰還までの様子をストーリー仕立てで描き、はやぶさを1人称としてとらえて語られます。物語は非常によくはやぶさのすごさを改めて認識できました。なおかつ非常に感動的なモノです。

暗くてなにがあるのかも分からない宇宙の果てを何年もかけて彷徨い、たったひとりでイトカワ目指す孤独旅。試練、トラブルに見舞われ、ボロボロになりながらも目的を果たし地球へ帰還。本当にすごいことです。それに伴い携わった多くの人、技術力、様々な面で感心させられます。

上映が終わった後は多くの人が感動しており、隣に座っていた子供も感動で泣いていました。下手な感動映画()より何十倍も良かったです。なによりプラネタリウムのドームでみたので映像が迫力あって良かったです。

感傷に浸りながらプラネタリウムを後にしました。

お祭りどんどん!

帰りは神社のお祭りによってきました。わたあめ、かき氷、焼きそばにヨーヨーすくい…。夕日の中で鳴り響く祭り囃子とセミの声。日本の夏っていいなあ。

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