玉川上水散歩 – 東京都小平市 ふれあい下水道館に行ってみた。
年も開けて半月が経とうとしています。正月気分もすっかり抜けきったところでしょうか。
そして寒さも一層増す中、懲りず玉川上水沿いをにウォーキングしに出かけました。いつも関前の井ノ頭通り・五日市街道の交差点のあたりから玉川上水を北上し、小平・立川市方面を目指します。
んで、いつもそのコースで歩いて気になっているのが府中街道との交差点の所にあるふれあい下水道館という施設。下水?ふれあう?検討も付かない!そんなこんなでそのふれあい下水館に潜入してみることにしました。
この施設は大人も子供も無料。中は普通の博物館や資料館のような感じでした。そして驚きなのがこの施設は地下5階まであるというコト。流石下水管・・・もとい下水館ですね。
下水館では主に水のことを学ぶことが出来ます。昔は今のように整備されていなかった水道の仕組み。江戸幕府によって上水・下水の設備が構築されたのがいまの日本の水道設備の始まり。そんな水道の歴史から、くらしと下水の仕組み、多摩を中心とする水や河川環境の紹介、水道設備や下水処理場施設の説明などなど 水の様々な事を模型や映像、展示物などを通して学ぶことが出来ます。
そしてこの施設のもっとも凄いところは実際の下水管を見学できるという所。本来なら絶対に入れないであろう下水を間近で見学できちゃうのです。これは驚きです。
地下5階にあるふれあい体験室へ行ってみると、厚い扉があり、下水の空気が漏れないよう頑丈なゲートがあり、さらに空気清浄機などで空気も浄化している模様。厚い扉の向こうにはいったいどのような世界が待ち受けているのでしょうか…
さっそく入ってみた。
入ってみるとような熱気と湿気…そして臭気。
ドーム上の下水管の真ん中に立つことが出来ます。下水管の先は真っ暗で何も見えず、正直怖いです。なにより臭いもちょっとキツイです。キツイと行ってもダイレクトなゲ●やウ●チの臭いではなく、古くなった公衆トイレや整備が行き届いていないような古いボロアパートの共同トイレのような臭い。
小さい虫も飛んでいたりして、ずっといると気分が悪くなりそう…。ってことで1分くらいで中に戻りました。
さてさて、閉館時間ぎりぎりで行ったのであまり長居が出来ず 各フロアの展示をぱぱっと見学して早々に出ました。出来るのであればもっと時間をかけてみたかったです。というか子供の頃に訪れたかったです。
土曜日だったけれど、閉館時間だったせいか客は私一人で非常に心細かった…。とはいえ友達を連れてくるような場所でもないし、デート向きではない。小学生になった子供を連れて親子で行くと面白いかもしれませんね。
下水を見学できるなんて滅多にないコトなので、興味がある方は是非。帰りは府中街道から連雀通りを経て家路へと戻りました。合計およそ20kmのウォーキングでした。
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