ドキッ!鉄塔だらけの京北変電所訪問。
先月訪れ、日記を書いた鳩ヶ谷変電所の近くに京北変電所があります。今回は京北変電所を訪問したのでその記録を。因みにこのあたりは鉄塔送電線が複雑に張り巡らされており鉄塔のメッカと言っても過言ではありません。
あらゆる送電線を併架し、交差し、入り組んでいます。四方八方鉄塔に囲まれているのでかなりコーフン。
変電所の入り口部分。こちら埼玉県 草加市内にあります。
外側からは巨大な鉄構が母線を張り巡らせています。GIS(ガス絶縁開閉装置)が確認できます。おそらくこの建屋の中に変圧器などがあると思われます。
建物北側から。こちらは春日部線 No.78。275kv級かつ4導体の送電線なのでこのこの変電所に受電する送電線の中で最も存在感があります。
その隣にある大きな鉄塔は安行線 No.22。この線は南側にカーブし安行線 No.23に接続されます。下部に京西線と松原線を併架し、それぞれ地中に引き下げます。
その隣の小さな鉄塔は草加青柳線のスタート鉄塔。線は地中から引き上げています。
さきほどの春日部線をつなぐ門型鉄塔。そのまま避雷器とブッシングを通し屋内に引き込まれています。
屋内前に変圧器があります。
変電所の東側に回り込みます。こちらは西町線で、番号は確認できませんが線をカーブして引き上げています。
右側手前の小さな鉄塔は南葛線で、そのまま変電所に接続されます。左側はさきほどの西町線が上部に接続され、その下に南葛線が併架されます。
変電所の外から。複雑な鉄構と大量のGISが確認できます。
鉄構の下には遮断器と断路器と母線が複雑に入り組んでいます。これぞ変電所ね。
南側に回り込むと、変電所の鉄塔全景と紅白のマイクロ波塔が眺められます。
南側に建つ鉄塔。右は瀬崎線 No.1です。その隣の小さな鉄塔は鹿浜線です。
大きな鉄塔は南葛線で、下部は鹿浜線となります。鹿浜線は4回線でそのうち2回線は隣の小さな鉄塔を介し変電所に接続し、残りの2回線は直接下段に併架します。
さらにその隣は谷塚線 No.1です。下部には足立線を併架します。ちなみに南葛線の手前にはいやーん♥なホテルがあります。良い子供は入っちゃダメよ〜ダメダメ☆。
変電所外側に東尾久線 No.2があります。下部の腕金は使用されておらず。
東尾久線 No.1甲、東尾久線 No.1乙。ここから変電所外側の東尾久線に引き上げます。
ふたたび西側に移動。さきほど南側にカーブしていた安行線はここで門型鉄塔に引き下げます。さらに京北線を併架し門型鉄塔に引き下げます。
安行線と京北線の門型鉄塔。京北線は2段階の門型鉄塔を経て変電所内に接続します。
かつて巡った、黒部幹線(京北支線)系のゴールでもある京北変電所。なかなか見応えのあるエリアでした。…にしてもこの時期はすぐ暗くなるからあまり長い間鉄塔巡りするわけにもいかんのなあ。
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