「コクリコ坂から」観に行きました。
ここ数日猛暑って感じの天気じゃないので非常に過ごしやすいです。雨とかで蒸しますけれど、セミは五月蠅く鳴いているけれど、風は涼しくて心地よいしなんか梅雨明けした途端また梅雨が来た感じで調子狂いますね…。節電節電騒がれる中、冷房がんがん聞かせるような気候じゃないのは良いことなのでしょうが、夏っぽくないのでちょっと微妙かも…。
そんなこんなで今日も午前中ジョギング10km。午後も8〜9km。走りやすいですね。湿度が高めなので汗がじんわりべとついて不快かもです…。
午後ジョギングは足が痛くなるので、7〜8km/hくらいのスロージョギング。小走りという感じなのでノロノロですが体力温存できて長時間走ることが出来ます。多摩湖自転車道〜新小金井街道を1時間くらい走ってきた。最近はただの暇つぶしで走ってますね。
さて夕方は友人の誘いを受けて、吉祥寺にてコクリコ坂からを観に行ってきました。アニメ映画を映画館で見るのは正直ヱヴァンゲリヲン 破以来じゃないかな…。とくにジブリ映画を劇場で観るのは千と千尋の神隠し以来。
めっちゃひさしぶりです。今回はゲドで微妙だったパヤオの息子の宮崎吾朗(以下ゴロー)監督作品。
夏休みの休日と言うこともあって長蛇の列。子供も多いけれど、時間帯的に大人の客が多めでした。私らもチケットを買って列に並びます。
入れ替え制だったので、劇場に案内されて入り席に座りました。しばしパンフレットなどを見ながら談笑していると映画が始まります。
ゴローと言えばゲド戦記。先日テレビやっていたのですが、途中で消したくらい微妙だったのでゴロー作品だからあまり期待をせずだったのですが…正直な話想像以上によい印象を受けました。予告とか主題歌が落ち着いたくらい感じですが、予告や想像とは全く違った印象の作品でした。一緒に行った友人曰く「ゲドの何倍もいい作品」と豪語。
作品の世界観も日本なので感情移入しやすく非常にわかりやすい。感想を書きたいけれども、ネタバレになるので気がついた点だけ箇条書きにします。
- 実は明るくてコミカルな描写が多くて安心してみられる
- 主人公の海ちゃんがかわいい
- 相変わらず声優はタレント人気用だが、演技は違和感なくあまり気にならない
- 昭和の横浜を舞台にしているので、ご年配の方など感情移入しやすい人が多いのでは?
- 話の構成はまぁわかりやすいが、細かい設定や人物関係などがちょっと分かりづらい
- 街や建物の描写など非常によい
- カルチェラタンのカオスっぷりがたまらない
- 「耳をすませば」「海がきこえる」などのほんのりラブが好きな人にはお勧め
- 無理矢理ノスタルジック要素詰めている?
- 個人的にBGMは微妙
- 挿入歌多めでミュージカルのよう
- どちらかというと大人向けの作品
- やはりジブリ飯はやっぱり美味そう
総じていえることは、ポニョやアリエッティとかとは異なり幼児や小学生などの子供より、学生以上の大人向けの作品であると言う印象でした。予告だけの先入観で観る違和感を感じる作品でした。予告では作品の1つの要素であるカルチェラタンのことは一切触れていないですし、なにより主題歌と主人公の表情が暗めなので「おとなしい作品なのかな?」と思ってしまします。
でも内容はそんな感じではない…。決して満点ではないけれども、想像以上だったのでまた機会があれば見てみたい作品でした。
劇場を出た後は夕日と夜空のきれいなグラデーションを眺めながら井の頭公園を軽く散策しました。ひぐらしの鳴く声と少し涼しい空気がまるで夏の終わりのような感じでした。
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