風と緑と散歩道

晴れた日は出かけよう 見知らぬ この道、あの森へ…

鉄塔めぐりウォーク行きたい問題。

今日は朝から快晴。暑さもほどよく、湿度も乾燥しておりとても過ごしやすそう。こんなに天気がいいと本当にどこか行く宛もなくウォークしたくなります。

代々木公園の緑と青空のコントラストがなんとも言えません…嗚呼、仕事いきたくないなァ〜。

実はこういう日は鉄塔や送電線ウォーク日和なんですよ。青空と鉄塔の相性は抜群ですからね。雲のない空に映る鉄塔はディテールまできっちり見えるうえに、鉄塔そのものの存在感までも引き立ててくれます。

雲や霧がかかると見映えも悪いし、かつ逆光したりして写真の見映えも良くない。私の場合、なぜか遠方まで変電所巡りしている時に限って着いた途端突然曇ったり、天気が悪くなったりする事が遠いのです。それはまるで楽しみにしていたコンサートが突然の中止になった時に匹敵するくらいガッカリです。

とくに大型の鉄塔や変電所は山奥にあったりするので天気も変わりやすいのです。

そこに鉄塔があるから (ドヤァ)

最近はウォークの目的がただの健康志向()から、ストレス解消と鉄塔や送電線の探索になっています。そもそもウォークすることで健康面で何のメリットがあるのかイマイチわかっておりません。個人的にはやみくもに知らない街や土地をウォーキングするよりも、「この鉄塔の行先を目指そう!」等といった目的を持ってウォークする方が探検みたいで楽しいのです。

鉄塔や変電所ウォークしていると、ある程度地域の送電系統は把握できてしまいます。従ってとある場所を歩いていて送電線が見えると「あれは275kvの西北線だな」「500kvの新京葉線だ、格好いいなあ」「154kvの京北線だ 高いなー」とかすぐわかるのですが、知らない場所でその地区だけに送電するようなローカルな送電線や鉄塔や送電線を見かけたら近づいてみて何の路線か調べたりするのが癖になっています。

主にその地区の名称がつく66kv級の送電線は複雑でありながら、数も非常におおく把握するのはなかなか困難です。

それに以前書いたこの記事を見てもわかるとおり、鉄塔探索は意外と労力と時間を使うのです。

とくに多くの送電線を併架していたり、送電線同士が交差していたり、鉄塔の形が特殊だったり、おかしかったりするとそれはそれで非常に萌えます。基本的には地域の家や商店に送電するための送電線が多いのですが、中には工場や浄水場などの施設へ送電するための特殊な名称が付いた送電線や33kv等の極めて低い電圧の送電線もあったりするのを見つけるととても楽しいです。

鉄塔を見たらやること

  • まず路線名と番号確認します
  • 電圧を確認します
  • 腕金の数、形状、電線導体数などを確認します
  • 入れそうだったら結界に入ってみます

結界とは鉄塔の真下の真ん中のことです。この結界はあくまでも入ることが可能であればの話で、柵をよじ登ったり、人の所有地や畑だったりする場合は絶対に入ってはいけません。この禁を犯すものは100万ボルトの電圧攻撃で髪の毛がチリチリで肌真っ黒焦げの刑に処します。

ちなみにこの鉄塔の鷲宮線 No.85です。下は公園の芝生と野球のグラウンドになっており、結界も公園と運動場のになっており容易く入れました。なお、この鉄塔はほかのと異なり、コンクリートの高台のうえに建っていました。遊歩道に建つ鉄塔や、河川敷に建つ鉄塔などは増水対策や安全対策のためにこのような形状になっていることが多いです。

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