南狭山変電所訪問、鉄塔 水野線に惚れました。
梅雨でじめじめと蒸し暑い今日この頃。本日は埼玉の武蔵地域方面の変電所俳諧DAYということで、南狭山変電所・南川越変電所(J-POWER)、中東京変電所、新所沢変電所巡りのウォーキングです。ここでは南狭山変電所をば。
所沢変電所編
まずは所沢変電所。西武線新宿線の線路沿いにあります。その近隣には西武鉄道株式会社南入曽変電所もあります。こちらは西武線への電源供給用です。
西武鉄道入曽変電所では。東大和線 No.58の2回線を変電所へ分岐します。
鉄構を通り断路機を介して変電所構内へ。
外側には整流変圧器の冷却がありました。ふるい東芝のロゴがあります。
線路側ではき電へと接続します。
線路を挟んだ反対側は所沢変電所です。
先ほどの東大和線はNo.59でカーブし…。
水野線に併架されます。
水野線No.18はNo.17で急カーブし線路を越えた先にあります。所謂ドラキュラ型鉄塔になっておりここで分岐。
分岐した水野線は北岩岡線 No. 甲1、No. 乙1に引き込まれます。
所沢線と水野線、および配電用のガス絶縁開閉装置器です。奥の方にいくつも並んで見えます。
局配用の変圧器がおよそ3機ほどみえました。GISから接続されブッシングでつながっています。
さて次は水野線を追いかけていきます。水野線は南狭山変電所からスタートし、直後の鉄塔は特殊なタイプでかなり巨大な鉄塔となっており見応え抜群です。
こちらは水野線 No.5。赤白鉄塔ですが、色あせているせいかオレンジ色に見えます。
水野線 No.6で川越線が分岐、No.7 で膝折線が分岐。そのあとは東大和線を併架します。水野線のスタート部分はこのページで後述。
南狭山変電所編
南狭山変電所遠景です。かなり多くの鉄塔が複雑に入り組んでいます。
入り口です。案内板には東京電力 志木支社志木制御所狭山分所と書かれています。早口言葉ちゃうよ。
正面から。複雑な鉄構が見え、変圧器の音がうなっています。さてここから施設を右回りに巡っていきます。
構内にある新座線 No.1です。
新座線の引き出し部分。
ここは所外の新座線と脇田線。脇田線はすぐに新座線 No.2へ。ここでは2段目で狭山線、3段目は脇田線を併架します。
構内の日高線 No.3。背は低いながらも、なんかかっこいい形ですね。
構内の狭山線 No.28。ちなみにこの線は構内を通っていますが変電所への接続はしていない。
南狭山線 No.42。日高線を併架し只見幹線をくぐります。
只見幹線 No.475-1。狭山線を併架し、ここから変電所に引き下げます。
再び変電所内。只見幹線 No.475-2の門型鉄塔を経て引き混み。
狭山線 No.30。カーブして只見幹線 No.475-1の下部に接続されます。
鉄構の下の遮断器などの装置群は圧倒するものがありますね。
ここから遠くにコンデンサとリアクトルなどの調相系の装置群がみえました。
南狭山線 No.43です。
そして南狭山線の引き込み部分です。
そのお隣が只見幹線 No.475-3。ここでふたたび只見幹線が続きます。
只見幹線の引き出しの部分です。
間近で見ることができる遮断器。
奥まで続く断路器の列と計器用変成器。
電力用コンデンサやリアクトルもよく見えました。
…てゆーか大量にある。
変圧された後二次側へ。
このわざとらしい断路器 遮断器!!
おそらく変圧器などはこちらに集約されている。
そして二次側への引き出しとなる部分へ。
水野線、東大和線、川越線、膝折線などが水野線 No.2に接続されます。
で、後述するといった水野線の合体鉄塔。いつ見ても圧倒しますよね。
さらにここで引き上げされるのが脇田線。No.2で日高線を引き上げて併架しています。
入曽変電所
南狭山変電所のすぐ近くには配電用の入曽変電所があります。
ちなみにここへの問い合わせは入曽変電所ではなく、志木支社志木制御所へとなっています。
入曽変電所は南狭山線に併架された日高線から分岐されます。日高線 No.6はドラキュラ型鉄塔となりそのまま所内へ。
断路器や遮断器を経て変圧器へ…。
さて、今回訪れた南狭山変電所。お茶畑や盛りに囲まれたいい雰囲気の変電所でした。なにより外から内観を見渡せるのはうれしい。
帰りは伊藤園の狭山茶 ペットボトルで水分補給。お茶といったら狭山茶だろうが!
つづきは南川越変電所、中東京変電所/新所沢変電所にて。
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