風と緑と散歩道

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ポケモンGO プレイ1週間経過 個人的にハマッたポイントと感想。

世間を騒がせているスマホゲーム Pokémon GO(ポケモンGO)。まだ日本でリリースされていない頃は「遊ばないだろうなあ…」なんて考えていましたが、いざ蓋を開けてみるとどハマりしております。いやぁポケモンGOなかなか面白いです。

※キツネだお!

ゲームしている時間があったら外に出て遊びたいというタイプの人間で、この歳になってからと言うものゲームなどでは一切遊ばなかったのですが、そんな私でもこのポケモンGOにはハマってしまっています。このゲームの醍醐味はなんと言っても外の世界でウォーキングしながら遊ぶ出来る点に尽きるでしょう。

体を動かすことの楽しみをも最大限に生かしたこのゲームは、ジョギングやウォーキングを楽しむ私にとっては相性が非常によいのです。さらにこのゲームにはポケモン本来の楽しみとはひとあじ違った、様々な面白い要素があることもはまるポイントの1つです。ではその一部を紹介しましょう。

1.ポケストップで知らないスポットに気がついた

ポケストップというのは街の至る所にある青いオブジェクトで近づいて触れるとアイテムと経験値がもらえます。このポケストップというのは現実世界にあるスポットと直結しており、たとえば駅や公園、モニュメントや神社などリアルな世界に存在するスポットがそのまま出てきます。つまりポケストップに触ることで、この場所、その物が何であるのかが表示され、その場所が何であるのかを知るきっかけになるのです。

上の写真の青いオブジェクトがポケストップです。

このポケストップを見ることで「こんな所に稲荷神社があったのか」「ここにこんな石像が隠れていたんだ」「面白いマンホール見つけた!」など今まで気がつかなかったスポットを知るきっかけになったのは非常に興味深いです。

中には不思議なポケストップも?

なお、神社や名跡のほかにも店の看板や公園の遊具、壁画。草や花など様々な物がポケストップになっています。なかにはユーモアあふれるポケストップ、はたまたアウトだろ!と言いたいようなポケストップもあったりして見てて飽きません。ポケモン集めしながらポケストップを探してみても楽しいかもしれません。

そんなポケストップを集めたTwitterのハッシュタグもあり、そこには日本中のポケモンマスターの方が投稿したポケストップネタが満載です。

2.ポケモントレーナー同士でコミュニケーションが生まれる

今日はウォーキングでお台場海浜公園と潮風公園に行ったのですが、そこにもポケモンGOで遊ぶ方が大勢いて非常に盛り上がっていました。友達や恋人、あるいは家族で一緒にポケモンGOを探すのはもちろんのこと、知らない人同士で仲良くなったりすることも。

ポケモンGOで遊んでいると、見ず知らずの人に「あっちにカメールが出たみたいですよ」と声をかけられたり、「ここに何かポケモンがいるんですか?」と話しかけられたり、はたまた「ピカチュウが出たぞー!」という声が聞こえてきてみんなで一緒になってポケモンを追いかけたり…みんなポケモンが好きだからこそ生まれる謎の一体感があったりするのが非常に不思議でした。

普段人がいない公園や浜辺に人がたくさん集結する様は異様ではありますが、そのうち当たり間になるでしょう。

3.意外とラブホが役に立つ?

ポケモンGOをしている女の子に声をかけてホテルへGO!というゲスな話では無く、単純に本当の意味での休憩に使えるというネタです。ポケモンGOは性質上常時GPSやネットワーク通信、3Dによるグラフィック描写をしているわけですから必然的にスマートフォンのバッテリの消費も激しくなります。

予備のモバイルバッテリーを持っていれば話は別ですが、ポケモンGOがはやってからはカフェのコンセントスペースを始め、有料の携帯充電コーナーはいつも混んでいます。モバイルバッテリーも売り切れたりするほどの盛況ぶりで、ポケモンGOの人気がどれほど凄いのかを物語っています。

そこで登場するのが休憩できるホテル。この暑い炎天下でかいた汗をシャワーで流している間にポケモンGOで消費したスマートフォンのバッテリーも充電できます。さらに男も女も溜まった性欲放電できるうえに、充電が溜まったスマホを持って再びポケモン探しへGOできます。

※ポケモンGOリリース3日目の私がまさにこんな感じでした。

下ネタやないかいッ!

4.水がないのに出てくる水系ポケモンの謎と真実

ポケモンGOをしながら道を歩いていると、ただの普通の道路なのになぜか出てくる水系ポケモン。コイキングなどは普通の道でもわいたりするのですが、川や池なんてないのにやけに水系ポケモンが出てくるスポットがたまにあります。そういった場所に何か特別な理由があるのか…を考えてみるとおもしろい事実がわかるのです。

たとえばこの道路。ご覧の通り水などないのですが“ある特徴”があります。実はこの道路は特別な作りになっているのですが、おそらく普通の人にはただの道路に見えるでしょう。この道路をポケモンGOを起動したまま通ると…。

この通り、このエリアは終日コイキングやヤドン、コダックにミニリュウといった水系ポケモンがよく出てきます。なぜでしょうか?

実はこの道はかつて“宇田川”という名の川だったのです。いまは暗渠として宇田川遊歩道となっており、小田急線の代々木八幡駅から渋谷までを結ぶ道となっています。その証拠に暗渠特有の道路の形状で、橋の形跡なども未だに確認できます。同様に明治通りと平行して原宿や渋谷を結んでいる渋谷川の暗渠であるキャットストリートもコイキングやミニリュウがよく出没します。

失われた川にもちゃんと水系ポケモンが出るというネタは、一見わかりにくいけれどこだわりを感じさせてくれる演出なのであります。

なお、このブログでは幾度にわたって河川ウォーキングや暗渠探索をしているので非常に興味深いです。暗渠や川跡を河川として扱う実装がGoogleMapにあるのかどうかわかりませんが、仮に意図的に水系ポケモンを出現させているのだとしたらこれはもう暗渠マニアにはたまらない実装です。

まとめ

以上、ありきたりなポケモンGOのレビューとは違った視点で感想をあげてみました。やはりリアルとバーチャルの融合、外を舞台にしたウォーキングとの相乗効果というのがここまで楽しいとは思いもしませんでした。

なにより外に出て体を動かすことはストレス解消にもなりますし、心も体もリフレッシュできます。

ただ、ダイエットに効果があるほど激しい運動は期待できませんが、普段日頃家に閉じこもりがちな休日を過ごす運動不足の方にはポケモンGOが最適かもしれません。またポケモンGOと歩数計、ほかのGPSロガー等を併用することでその日の徒歩での移動距離や記録、消費カロリーなども把握できておもしろいと思います。

「いままで電車やバスだったけど、10km歩いちゃった!」という方、割といるのではないでしょうか?

ちなみにポケモンGOで遊んで1週間とと少し経過しましたが、わたしの集めたポケモン図鑑は101匹(2016年8月5日現在)です。まだまだ先は長い…まったりとポケモン集めするか〜。

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