鉄塔 領家線と1回線の送電線。
晴れているので鉄塔ストーキングウォーク。世田谷より環七通りを北に歩いておよそ2〜3時間。以前も訪問した鹿浜変電所に到着。この界隈の鉄塔や送電線はあまり見学したことがなかったので徘徊してみました。今日訪れたのは領家線。
領家線は鹿浜線から分岐される送電線。ちなみに鹿浜線は京北変電所から鹿浜変電所まで繋がる4回線の送電線です。領家線はその鹿浜線 No.29から分岐される66kvの送電線。
鹿浜線 No.29は身長のある赤白鉄塔。
その脇にあるのが領家線 No.1。大日精化線を併架するのですがすぐに地中に潜ります。
この鉄塔は台の上に建っており、下を歩けます。このとおり決壊に潜って真上を見上げれば、ぱん つー まる みえ。
以降は京セラ川口線として併架。こちらは1回線です。
この線は古い形の鉄塔が多く、碍子の形も特殊なものがあります。
小説「鉄塔 武蔵野線」では鉄塔の碍子の形で「男性型鉄塔」「女性型鉄塔」と分類されていました。片方だけ碍子の形状が異なるケースはよくありますし、1本の腕金で両方の碍子を混合しているケースはありますが、腕金でも1本だけで、さらに片方でなく両方の碍子の形状が異なるケースはさほど多くはないです。駒沢線とかでもあったなあ。
首都高の手前にあるNo.6ちょっと高い。テニスコートのパーキングの脇に立っています。
そして首都高と芝川を越えた先に建つNo.7で領家線も併架している京セラ川口線も地中に潜ります。
下のプレートを確認。で、その後調べてみるとかつては領家線はずっと続いていたようです。その鉄塔跡地を探し見てみたのですが、すでに町工場だったり駐車場だったり、民家の敷地でしたのでやめました。
いずれにしても古い形の鉄塔だったのに、最後の架線鉄塔だけ形状も違和感があったんですね。領家線は距離も短く探索もしやすいので巡りやすかったです。
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