風と緑と散歩道

晴れた日は出かけよう 見知らぬ この道、あの森へ…

福山雅治に会えるかな?桜坂&六郷用水路跡ウォーク。

せっかくの4月…せっかくのお花見シーズンだというのに、ここ数日“あいにくの空模様”が多すぎて駄目すぎます。今日も念のため傘を持ってお出かけ…そして家を出て十数分で雨が降ってきました。そんなわけで今日も曇り空ウォーク。

本日は自宅から環八通りを歩き、田園調布近くにある桜の名所までやってきました。

あの福山雅治の曲でおなじみ桜坂です。桜坂は知っていたけれど、今まで来たことは無かったです。せっかくのさくらのシーズンだと言うことで来てみました。家から割と近かったです。場所は東京都大田区の田園調布本町にあり、多摩川の丸子橋の近くにあります。この丸子橋は東京から神奈川に行くときしょっちゅう歩く橋です。灯台もと暗し…。

実は桜坂へは前々から来ようと思っていたのですが、さくらシーズンになるとついつい忘れてしまいまして…。と、そこで先日のましゃが番組を務めるTOKYO FMの福山雅治 福のラジオでたまたま桜坂の話題が出てたので時期も良いし…「行くしか!」と思ったのが来たきっかけです。

閑静な住宅街の中にある桜坂。元々さくらの名所でしたが、福山雅治が「未来日記」のテーマソングとしてこの桜坂を題材にした曲を発表。それがヒットしこの桜坂も全国に名を広め、各地から多くのカップルや夫婦が足を運ぶ聖地となりました。

桜坂はその名の通り桜並木が綺麗な坂です。この道はは旧中原街道の一部で、中原街道と環八通りの交差点から多摩堤通りにかけて斜めにのびる道路にあります。交差点の信号機にも「さくら坂」と掲げられ、その名に恥じないすばらしいさくらが咲いています。

そして車道の上には桜橋という赤い橋があり、そこからも桜並木を眺めることができるのです。さくらの名所だけでなく、ましゃ効果もあって未だに多くのファンが訪れています。このとおり…綺麗なさくらのトンネルです。天気さえ良ければ完璧でしたが…。

今日も多くの花見客がおり、みんなさくらを眺めながらカメラで写真を撮っていました。名所だけあって「桜坂」の看板を撮影する人も大勢いました。…ですが、ここはあくまでも閑静な住宅街なので、花見をする人は近隣の住宅の方の迷惑にならぬよう静かに見ましょうね。

さて、桜坂から道路を下っていくと六郷用水路跡と呼ばれる水路の跡があります。ここはかつて多摩川を源流とした六郷用水とよばれる水路があり、狛江から大田区までひかれていました。いまはその姿はありませんが、水路跡として川が再現されています。

世田谷を流れる丸子川はその水路の前身であり、今は大田区まで流れて多摩川へ合流します。

六郷用水路跡は静かな緑道となっており緑が多く、ここもさくらが満開です。水路には鯉を初はじめ、亀やカモなどの水辺の動物の姿を見ることができます。

以上、桜坂ウォークでした。

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