風と緑と散歩道

晴れた日は出かけよう 見知らぬ この道、あの森へ…

紫陽花咲き誇る…玉川上水ウォーク(下流編)。

史跡 玉川上水の碑。

昨日のジメジメ雨天とは打って変わって朝から清々しい良天候。そんな今日は玉川上水ウォーキングに出かけました。玉川上水沿いはいつも歩いていますし、過去にも羽村取水堰や小平監視所などずっと歩いたことはあります。が、今回は新宿御苑・水道局新宿営業所付近まで目指します。

日課だった玉川上水沿いウォーク、実は井の頭公園より東エリアは歩いたことがないのですよね〜。というわけで初歩き。今回のスタート地点は五日市街道近くの史跡玉川上水の碑からとしました。五日市街道から反れて遊歩道を歩きます。

改修舗装された川沿い遊歩道。

川沿いの遊歩道は武蔵境通りから三鷹駅へかけてずっと工事しており、反対側の細い小道しか通れなかったのですがここ数週間ほど前から工事も一段落した模様で通れるようになっています。道も改修舗装され歩きやすくなりました。以前は石焼きの根っこなどが凸凹しており、歩きづらく夜は危険でしたのでこの改修は良いと思います。ずっと歩いて三鷹駅構内を通り、井の頭公園や三鷹の森ジブリ美術館へと続く風の散歩道へ。

井の頭公園近く。

風の散歩道を抜けると吉祥寺通りにたどり着き、井の頭恩賜公園などに寄ることが出来ます。今回はこのまま突っ走ります。昨日の雨で道がぬかるんでおり歩きづらかったので舗装された道の方を選んで歩きました。木漏れ日が気持ちいい木陰のトンネルをくぐりながら川歩きは続きます。

地層。

この辺は、川の壁面は地層むき出しになっています。そのため、土や木の根などもむき出しになります。

緑地公園。

三鷹市を抜け杉並区に入ると浅間橋にて中央自動車道とぶつかり、ここで暗渠化され中央自動車道の下を流れる形で川は見えなくなってしまいます。仕方がないので中央自動車道の下を歩いていきます。途中甲州街道と合流する上北沢交差点で玉川上水公園に其れ、公園として整備された遊歩道を歩く形になります。紫陽花が綺麗に咲いていたり、アスレチックや遊具が整備されていたりなど非常に楽しく気持ちよく歩くことが出来ます。井の頭通りとの交差点近くにある和泉給水所の公衆トイレでトイレ休憩した後甲州街道沿いを通って代田橋まで歩きます。(ちなみに和泉給水所の公衆トイレは自宅から渋谷までのウォーキングで立ち寄るところ)

玉川上水緑道。

甲州街道代田橋付近で川の姿を見ることが出来ます。この辺は川の幅も狭くなり、流れも非常に穏やかになっています。ここから川沿いの道はずっと整備された緑道が続き、歩きやすく散歩には最適。さらに笹塚駅前まで歩きます。途中暗渠化されてしまいますが川に沿って遊歩道が続き、幡ヶ谷駅・初台駅から再び甲州街道へ。

玉川上水モニュメント。

この辺は昔川があった名残から、川は橋はないのに橋だけは残っている風景が目につきます。気分はまるでブラタモリですね(玉川王水も特集してましたが)。文化女子大学前付近では玉川上水の記とそれを象徴するモニュメントがあります。さらに先を目指すと新宿駅に到着。線路を横断して新宿御苑方面へと目指します。

四谷大木戸の石碑。

新宿御苑北にある散歩道で再び川が見えてきます。この辺に来ると川の流れは本当に穏やかになり、上流中流部の面影はほとんど無いです。御苑北東側の四谷大木戸でまた地下に潜ってしまい川は見えなくなってしまい、ここが今回の玉川上水のゴール地点です。御苑管理道を抜けた先には東京都水道局新宿営業所の建物があり、水道碑記・四谷大木戸の石碑などが設けられています。

晴れた中、緑と川のせせらぎを楽しみながらのウォーキングは心地がよいです。今回は暗渠でありながらも川の面影やフィーリングを感じるという楽しみもあったため、しょっちゅうあるいている甲州街道等の道の見え方・感じ方も変わって新鮮味がありました。川は見えないのに橋の名称や面影だけが残っているという所は興味深い物がありました。こういう道歩きも良いかもしれない…。

新宿御苑近くの散歩道。

午前中は気持ちよく晴れていましたが、午後には曇り空。そして夕方には雨が降り始めて天気は下り坂…。梅雨入りしたみたいだしこれから嫌な天気が続くのかなと思うとちょっとブルーね。東京ウオークは晴れて欲しいモンです…。昨年みたく大雨の中歩くのはカンベ〜ン。

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