風と緑と散歩道

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第65回 広告電通賞展 – カレッタ汐留 アド・ミュージアム東京 へ行ってきました。

連休2日目。今日も暑くてバテバテです。そんな今日も涼しくゆったりとギャラリーに行ってきました。

本日訪れたのは前々から来よう来ようとなかなか来られなかったカレッタ汐留 アド・ミュージアム東京(ADMT)へ行ってきました。

カレッタ汐留。

自宅からせかせか歩いて新高円寺・高円寺の商店街をブラリ。そのままJRで東京駅まで向かって東京駅から新橋・汐留まで歩きました。昨日にも増して汗だくだくです。さて、カレッタ汐留にあるアド・ミュージアム東京は広告とマーケティングに関する研究の振興と社会的理解の醸成を目的とする、日本唯一の広告のミュージアムで、江戸時代の錦絵からポスター、昭和から平成にかけてのTVCMまで、多大な資料を展示しています。

今回見に行ったのは第65回 広告電通賞展です。

優れた広告を世に送り出すことをめざして制定された「広告電通賞」の受賞作品を見ることが出来ます。

新聞広告やポスター、TVCM、ラジオCM、インターネット広告など様々なジャンルの受賞作品を閲覧できます。流石受賞作品と言うだけあってメッセージ製やユーモアに富んだ、おもわず「ふむふむ」「なるほど」と感心するモノから、「ふふ」っと噴いてしまう面白いモノ、そして思わず「ジーン」と来てしまう感動的なものまで様々。

ADMT。

「その発想はなかった!」「このアイデアはすばらしい!」「このキャッチコピーはいいね!」など感心してしまう作品ばかりでした。特に気に入ったのがパナソニック、味の素の新聞広告。東芝のラジオCMなど。

心に打たれるメッセージ、そしてアイデア、デザイン、…などなどクリエイティブ心に打たれるようなモノが多くて非常に楽しめました。商品やサービスの訴求でなく、コマーシャルというのは「人間が人間に伝える」という大前提のうえで成り立っているのだなと改めて感心しました。有意義な時間を過ごせました。

また、ADMTでは常設展示として「日本の広告史 江戸時代から現代まで」をテーマとした展示も行っています。古い広告やポスター、CMなど貴重な資料を閲覧できます。

江戸時代の広告から、明治大正にかけての広告、ポスター。そして昭和になると対象から引き継ぐモダンなコンセプトがある中、戦争になると戦時色が強烈なメッセージを打ち出し、戦後は復興の思いを、経済成長・高度経済成長期にはテレビCMなどの成長が著しくなります。

昭和後期・バブルになると様々なメディアや表現が登場し、平成になってからはかつてにはなかったメッセージがプロモーションを打ち出すようになります。

広告やCMを見ながら、時代背景や文化、風俗などを垣間見ることが出来るのですね。さらに当時を象徴する新聞・雑誌・写真・ヒット商品なども展示してあり、時代変化や歴史をも勉強できます。昔のTVCM映像や、AC(公共広告機構)のCMやポスターなども大量に閲覧できていくら時間があっても当たりません…。

というわけでまた時間があれば来ようと思います。7/28からは新たな展示も始まるそうなので夏休みに是非。

銀座のホコテン。

帰りは銀座中央通りの歩行者天国をブラブラあるいて、万世橋から水道橋まで歩いて帰宅。暑いので今後歩くときは換えのTシャツをもってあるこう…。

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