日々、都内を歩くことを日課としています。仕事でも、打ち合わせの合間など時間を見つけては都内の道や街を散策しています。つまり東京ウォーカーの端くれです。

本当の東京ウォーカーは大雨の中、羽田空港から多摩川河川敷を歩いて田園調布、レインボーブリッジ、お台場、六本木、日本武道館、両国国技館、浅草、大泉学園…と歩き続けるのですが、私はあくまでも趣味なので。

さて、そんな中京オススメしたいルートは東京スカイツリーから東京タワーまでの大通りを歩くルートです（あるいはその逆）。

東京の名所やスポットが随所にある上、文化や歴史なども味わえます。そして、終始歩きやすいです。なにより万が一途中で疲れてしまっても、交通機関も充実しているので電車やバスにも乗りやすいのです。

今日はそんなルートを歩いて説明します。

東京スカイツリー、ここからスタートします。スカイツリーやソラマチなど押上周辺の観光を終えたら浅草通りを南下してスカイツリーを後にします。間近で見るスカイツリーも圧倒ですが、実際は遠くから見た方がわかりやすいです。

吾妻橋、あるいは駒形橋を通って隅田川を渡ります。大きな川とビル群、そしてスカイツリーなど東京感を味わえます。東京初めての人はここで記念写真を撮っても良いでしょう。

隅田川を渡ると到着するのが浅草。浅草寺や浅草神社、雷門に仲見世通りなど見所が多いので、ぜひ立ち寄ってみてください。オススメはやはり雷おこしでしょうか？浅草観光を終えたらさらに浅草通りを西へ歩きます。浅草通りは歩道が広いので歩くにも安全でオススメ。浅草合羽橋の食器・調理器具問屋や食品サンプルなどの店を構えたエリアも楽しめるでしょう。そこを過ぎると上野です。

北の玄関口、上野。上野公園に、動物園、そしてアメヤ横町など様々な楽しみが味わえる一帯です。公園を歩いたり、アメ横でお得にお買い物したり、食事などを楽しんでは如何でしょう？

ここでJR山手線と京浜東北線のガードを越えて、南に曲がり中央通りを通ります。松坂屋をはじめこの通りはいっそう賑やかな商店が建ち並びます。人が多いので少しウォークしづらいかもしれませんがゆっくり行きましょう。

上野を過ぎると15分ほどで電気とサブカルチャーの街 秋葉原に到着します。コスプレした女の子やメイドさん至る所で案内している様も新鮮。気に入った女の子に話しかけてみるのもよし、店に行くのもよしです。しかし絵画展の前で散らし配っている女性について行ってはいけません。

秋葉原を過ぎると、落ち着いたビル街やビジネス街になります。神田と日本橋です。日本橋も三越をはじめとする百貨店や老舗の本店が多く存在します。そしてやはり話題なのは商業ビルのコレド室町などが人気のスポットでしょう。買い物やお茶がてら休憩などで立ち寄ってみるのもオススメです。

日本橋をさらに進むとブランドや化粧品をはじめとする高級な商店街、銀座に到着します。様々な商業施設を始め、パーラーやカフェなども多く脇道には行って散策するのも良いでしょう。最近ではユニクロやFOREVER21といったファストファッションの店も立ち並ぶなど、かなりイメージも変わりました。2013年に新設した歌舞伎座なども話題です。

銀座4丁目交差点まで来たら、晴海通りを右に曲がってJRのガードを越えます。越えた先は日比谷になります。見えるのは皇居と日比谷公園。せっかくなので皇居を見たり日比谷公園の自然散策をしてみては如何でしょう。噴水や緑道、整備された花壇など散策にはぴったりです。

そのまま日比谷通りを南下すると今回のゴールの芝エリアに到着。芝公園や増上寺、そしてやはり東京のシンボルといえばこの東京タワーでしょう。

以上が、東京のあらゆる文化が味わえるウォーキングルートでした。ちょっと歩くだけで街の色も、人の色も雰囲気もがらっと変わるのがわかると思います。そしてなにより、都心だけれども至る所に緑も多いのです。このほかにも見所が非常に多いエリアですので、ぜひ自分の足で歩いて好みのスポットを探してみてください。

• 東京プチウォークのすすめ（新宿〜渋谷〜青山・六本木編）