新豊洲変電所と江東変電所ウォーク。
先週はコートやジャケット羽織りたいくらいすっごく寒い日があったというのに、日曜日はあったかで過ごしやすい…というかむしろウォーキングすると暑く半袖でも十分な陽気。今日はかちどき橋を越えて豊洲方面へウォーキング。
自宅より歩いて新宿を経由し、四ッ谷、皇居、銀座、築地…と越えて歩いて2時間半。豊洲エリアに到着。ゆりかもめ新豊洲駅の隣にある円形の建物なんでしょ…?
どこかの会社のオフィスビルかな?博物館とか美術館などの施設かな…?じつはこれ、東京電力の新豊洲変電所なのです。見た目には想像もつかない外観です。
しかも500kV級の大型変電所…ッ!なんと変電施設は地下にあるという、世界初の地下式500kV変電所。電線なども全て地中線で長距離CVケーブルで千葉県 新京葉変電所から受電。豊洲のビル群や街の外観を損なわないように工夫されたこの建物。ただ、変電所好きとしてはつまらない。
休日だというのに、作業車やトラックがどんどん行き来し、警備員のガードも堅い…。地下より難し…!
さてお次は、豊洲から1時間ウォーキングして荒川沿いにある江東変電所を目指します。
荒川と首都高を越えて、鉄塔と送電線がつながっています。左より、赤白の南小松川線、葛西水再生センター線、そして川の上に立つドナウ鉄塔かつ水色の江東線です。荒川沿いだと水色鉄塔多いですよね。
で、こちら岸の鉄塔に。左よりドナウ型の江東線、葛西水再生センター線、南小松川線です。奥に赤白のマイクロ波塔も見えます。
建物南側では江東線を引き込みます。それぞれ4導体となっており、回線毎分かれた鉄塔で建物へ。
中央の葛西水再生センター線は、鉄塔から線を引き上げ、下部の甲乙鉄塔と接続されています。碍子がデカい。よその敷地と手前の草木が障害になって、中がどのようになっているかは不明です。
建物北側奥で、南小松川線を引きあげています。こちらは門型鉄塔を通しています。塀に囲まれて中はよく見えない。
南小松川線のとなりの建物の屋上にも赤白の電波塔があります。いずれにしても多摩川沿いの北多摩変電所みたく、鉄構が複雑な屋外型の変電所と比較すると物足りなさを感じますね。
帰りは隅田川などを渡って自宅へと帰りました。そろそろ16時過ぎだというのに夕方過ぎまで暖かい…。
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