花畑変電所と江戸川変電所ウォーク。
今回のウォーキング終点は花畑変電所です。渋谷区境からだと環七をひたすら歩けばつきますが、流石にそれだと味気ないので
田端・町屋から尾竹橋通り経由で行きました。
基本的に荒川より外側はウォーキングのテリトリーでは無いのですが…。荒川越えます。
さて目的地までの途中送電線 北千住線が見えてきますのでその鉄塔を頼りに変電所を目指します。この辺は矩形鉄塔がおおいです。
花畑変電所
環七通り沿いにある花畑変電所です。南側に見えるのは左より北千住線・花川線・青井線のNo.1鉄塔です。
それぞれ断路器、計器用変成器を鉄構より通し引き上げています。
二次側の鉄構下です。断路器、遮断器、母線が張り巡らされストレートな目線で見学できます。
西側に移動。奥まで続く断路器の列!さらに遮断器も並びます。
二次側の鉄構群の始まり部分です。さらにその手前には電力用コンデンサと直列リアクトルが並びます。
さらに平行移動してコンデンサです。
一次側との境に変圧器があります。外にあるのでわかりやすいですね。
変圧器のブッシングも見え、その手前で一次側の遮断器と鉄構になります。奥に立つ高い塔は電波塔です。
一次側の鉄構です。遮断器、断路器、母線が奥まで続きます…。
遮断器は空気遮断器が採用されています。
さて、変電所外側の緑道に立つのは足立線鉄塔です。ここで変電所内に引き込んでいます。
変電所北側の花葛線 No.2。背の低い矩形鉄塔。地中より横堀線を引き上げ併架しています。
その隣は北葛飾変電所からやってくる潮止線 甲 No. 41と乙 No. 41です。潮止線は4回線鉄塔。その隣は花畑線です。
北側は公園になっております。
花畑変電所の電波塔アンテナはシンプルな形。
南側に移動。花畑変電所ではGISもあります。花畑変電所は外からわりとよく見学できるうえ、一次側・二次側の鉄構や装置類も見えやすいのでいい変電所でした。
で、南側から出ている花川線・青井線の矩形鉄塔を追いかけてみます。
それぞれ川と首都高を越えてほぼ並んで進んでいきます。
青井線は、途中緑道近くで東亀有線 No.0と、五反野線・加平ポンプ線の地中線へ分岐します。
さらに進んでいきます。上千葉砂原公園内の花川線 No.18と青井線 No.18。左側の鉄塔の頭部が長い。なにか腕金の後が…??
江戸川変電所
花畑変電所より歩いて1時間くらいで江戸川変電所につきます。青井線 No.20と西亀有線 No.1鉄塔です。
鉄構を通さず、そのまま建物内から引き込まれています。建物はいかにも昔の変電所と言った感じで結構古そう…。
さらに建物を回っていくと、変電所隣の敷地にコンデンサのようなものが…。奥に立つのは白鳥線 No.2鉄塔です。
建物南側に回ります。白鳥線 No.1鉄塔。奥戸線も併架されます。ここでも建物から直接線が引き上げられます。
その隣は隅田線 No.1です。こちらも建物より直接引き上げています。
塀により中は見えませんが、中性点接地抵抗器の頭が見えました。
変圧器や開閉装置と言ったたぐいのものは外からは確認できませんでした。変圧器などは恐らく建物の中でしょう。
隅田線をおいかけていくと、隅田線 No.4甲/乙があります。道路の脇にそれぞれ回線が分かれた環境調和型鉄塔。恐らく住宅街で鉄塔スペースが無かったのでしょう。
今回の鉄塔ストーキングは、日が落ちてきたので終了。この季節すぐに日没になるのでちょっと寂しい。こちらは帰り歩いた中川より撮影した夕日。
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