風と緑と散歩道

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東日本大震災から5年 徒歩帰宅で心がけたい事 〜 1駅くらい歩いてみない?

確定申告のシーズンになり、年度末で慌ただしくなると思い出すのが2011年3月11日の大震災です。

当時は関東でも電車が動かなくなり、会社から帰宅できなかった方々は会社に泊まったり、駅や周辺施設で一夜を過ごしたり、はたまた歩いて帰宅したりと…。かつて経験をしてこなかった事が1度におそってきました。それをふまえ、私も有事の際にはなるべく自力で会社や勤務先から自宅まで歩けるようにと対策をしております。ですが、中には体調や怪我、足腰が不自由で歩行が困難である方もいますし、勤務地から自宅までとてつもなく遠い方もいるなど問題は多いです。そして災害の際は建物が倒壊したり、道路が陥没したり寸断されたり、停電で電灯がつかないなど様々な障害が発生する可能性も考えられます。

探したら過去にも似たような記事を見つけたので関連して載せておきます。元はといえばこのブログはダイエット記録とウォーキングを推進する目的で作ったので、ウォークネタが多いのは然り。最近はブログ更新自体はサボり気味ですが。
…。

徒歩帰宅で意識しておきたいこと

万が一徒歩で帰宅する事を踏まえ、あらかじめ押さえておきたい注意点や把握しておくべき事をまとめてみます。

なるべく歩きやすい靴で行動しよう

最近では長時間はいて歩いても疲れにくいシューズが売られています。普段ビジネスシューズやハイヒールで行動している方でも会社に歩きやすい履き慣れたシューズを常備しておくといいかもしれません。

会社から自宅までのルートを頭に入れておこう

有事の際に役に立つ『帰宅支援マップ』といった地図が売られています。最近ではスマホのアプリやウェブサービスでも同様の物がありますが、いざ震災が起きたら携帯電話の電波がつかえなくなったり、ウェブサービス自体がダウンしている可能性も考えられます。いざというときに困らないよう、手元で確認できる避難マップ本やオフラインで使えるマップアプリを準備しておくと良いでしょう。

歩く道に危険な箇所が無いか、避難所を確認しておこう

地図を見てルート上に倒れそうな建物、橋、割れたら危険そうなガラス張りのビル、崩れそうな山や崖、氾濫しそうな川などが無いかを確認しておきましょう。ようするにルート上に何があるのか?それが災害時どういった状況をもたらすのか?をあらかじめ想定しておくことです。

また、学校や公共施設など至る所に避難場所や医療機関や給水所なが設けられます。会社と自宅のルート上にそういった施設があるのか、受け入れができるのか否かも確認しておきましょう。また、お手洗いや休めそうな公園なども確認しておきましょう。

実際に歩いてみよう

マップも靴も準備したものの万が一そう言う状況になったときにいざ歩くとなると思った以上に疲れたり、道に迷ったりすることも考えられます。そうならないように休みの日を利用したりして自宅から会社まで歩いて行ってみたり、あるいは帰宅するときに会社から自宅まで歩いてみる…という事前のシミュレーションをしてみましょう。また会社から自宅まで電車だと○○分だけれど、実際足で歩くと何時間くらいかかるのか?という時間概念も意識しておくことも非常に重要です。

普段運動不足の人は実際に長距離歩いてみると思った以上に疲労したり、足が痛くなったりと自分の体力や筋力を確認できることにも繋がります。運動不足の人は、せめて1駅だけでも歩いてみる、会社や自宅から乗り換えの駅まで歩いてみる…だけでも挑戦してみましょう。

これはあくまでもシミュレーションですので、無理をせずマイペースで訓練しましょう。

大事なのは意識すること

平和な日常がいつ脅かされるか分かりません。常日頃意識しておくことは非常に重要です。過去の震災から過ちを学び、それらで得た知識を教訓に身の回りの人、家族、会社の同僚、仲間などと相談、協力し意識を高めておきましょう。無関心が一番良くありません。

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