風と緑と散歩道

晴れた日は出かけよう 見知らぬ この道、あの森へ…

緑が綺麗!石神井川ウォーキング(小平 鈴木遺跡〜隅田川)。

今回のスタートは、小平市の新小金井街道沿いにある「鈴木遺跡」からとします。鈴木小学校の中に遺跡の跡が残っており今は草が茂っている空き地です。ここはかつて、石神井川の源流として考えられ、小学校建設時に遺跡が発見されたことで知られています。

石神井川探索。

ここからずっと流れていたちされる川。今は水流の跡などを見つけることが困難ですが。

石神井川探索。

この辺は高低差が多く、坂や台地が多い地域となっています。いずれにしても水がたまりやすく、この一体が石神井川の源流だったような雰囲気もします。その名残か畑なども多いです。

石神井川探索。

小学校校舎の脇を抜け、ここからさらに東へ歩きます。さっそく住宅街と多くの森に囲まれ、自然豊かで静かな雰囲気。先に小金井カントリークラブのゴルフ場へと進みます。

石神井川探索。

小金井街道側のゴルフ場脇。散らかってはいますが川の跡があるように見えます。反対側に回ると嘉悦大学のキャンパスになりますが、キャンパスの脇には川の跡が今も残っています。ただ水は流れていません。

石神井川探索。

ここらへんは暗渠になっておりますが、小金井公園北側から開渠となり川が見えてきます。案内には上流端と書かれています。

石神井川探索。

写真を撮ったとき渇水状態でしたが、大雨の時などは水が貯まり増水します。

石神井川探索。

小金井公園内の敷地を通って川は進みます。森や池、緑も多く鳥のさえずりが心地よいです。小金井公園北側から鈴木街道を渡って住宅街へと続きます。

石神井川探索。

交差するのは送電線 中富線。

石神井川探索。

鈴木街道を越えると、多摩湖自転車道のサイクリングロードの下を通ります。

石神井川探索。

多摩湖自転車道南側トンネル。

石神井川探索。

多摩湖自転車道北側。

石神井川探索。

先は住宅街の中をかいくぐるように進み、途中でいくつもの橋がかかっていきます。住宅街を蛇行し芝久保運動場の脇へ。かつて洪水や氾濫を起こした石神井川ですが、芝久保運動場のは貯水できる堀があります。

石神井川探索。

石神井川探索。

畑や運動場、学校、そして民家を縫うように川は流れ西東京市へ。

しばらく進むと西武新宿線の田無駅の建物がみえてきます。駅へと結ぶそのまま武蔵境通りを交差し、西武新宿線と併走。

石神井川探索。

線路脇には野球グラウンドがあります。石神井川南町調節池となっており、ここも増水時に水を逃がす調整池となります。増水時には近づかないようにとの案内も。

石神井川探索。

さらに住宅街を越えて青梅街道の西武柳沢駅南交差点とクロス。大きな橋です。

石神井川探索。

近くには東京ガスの保谷ガスタンク。

石神井川探索。

送電線 武蔵境-蕨線 No.25。

石神井川探索。

青梅街道の脇を反るように流れ、東伏見稲荷神社へ。以前この辺は改修工事で進めなかったのですが今は通れるようになっています。

石神井川探索。

ここから先は川沿いの道が歩きやすいように舗装されいい感じの遊歩道に。早稲田大学のグラウンドや木々など、散歩にはぴったりのコースです。

石神井川探索。

石神井川探索。

カーブを繰り返しながら先に進むと武蔵関公園に到着。武蔵関公園は池や森などで静かで、広めの公園になります。以前ウォーキングできたことはありますが池の周りの散策や新緑浴、そしてボートで池を回遊するのが楽しいです。

石神井川探索。

石神井川探索。

池と石神井川はつながっていますが、石神井川事態は公園南側を迂回するように流れています。

石神井川探索。

公園東側には水門があり、ここで排水する水量を調節しているようです。

石神井川探索。

公園を抜け石神井川は西武新宿線と並んで流れます。ここは桜の名所として桜の時期は非常に多くの人が訪れます。

石神井川探索。

武蔵関駅西側で線路と交差し、川は商店街を流れ、さらに住宅街へとすすみます。

石神井川探索。

駅を離れて川の横になっている鉄塔は送電線 北多摩線 No.104。

石神井川探索。

大きな木々や閑静な住宅街を流れます。この辺は少し道が細くなります。新青梅街道と交差し集合住宅街へ。

石神井川探索。

石神井台緑地なっているこの一体は多くの木々に囲まれた静かで涼しげな緑道。一部は川沿いを通れないようです。また一部区間改修工事により完全に通れない箇所もありました。

石神井川探索。

この北側には石神井公園があり、石神井池の水が放流されています。石神井池と石神井川を結ぶ水路は暗渠となっており地上から見ることはできません。

石神井川探索。

遊歩道は広くなり、歩きやすい。空もひらけています。遠藤には花壇も…。

石神井川探索。

都営南田中アパート横は川沿いには並木、そして遊歩道もしっかりと整備されており、公園や休憩所なども整備。川の近くの歩道まで降りられたりするので、散策や子供が安心して遊ぶのにはぴったり。集合住宅の住人の憩いの場。笹目通りと交差。

石神井川探索。

西武池袋線 練馬高野台駅付近へ。ここでガードと交差し、住宅街に入ります。相変わらず橋が多く反対岸の行き来は便利。蛇行しながらも川は続く。

石神井川探索。

この先でも川沿いの道は木々と草花に囲まれ、犬の散歩する方にもよく会います。ちなみに散歩してたポメラニアンに吠えられました(敵だと思ったようです)

石神井川探索。

目白通りと交差。車通りが多くなり街道沿いに店舗も少々うるさい。ここで交差するのは豊島園線 No.2

石神井川探索。

近くに谷原にある東京ガス(株)練馬整圧所も見えます。怖い。

石神井川探索。

さらに環八の練馬中央陸橋とも交差。信号を渡って先へ進みます。川はまた静かな住宅街に囲まれます。

石神井川探索。

鉄塔 豊島園線と並び、送電線と交差したり。いくつかの橋を越え石川橋で遊園地のとしまえんの中へ。

石神井川探索。

橋からはとしまえんのアトラクションが見えます。

石神井川探索。

としまえんのなかをくぐって流れ、反対側の道路の中之橋。豊島園庭の湯のパーキングの脇。

石神井川探索。

道路を渡り、再び川の歩道。木は植えてあるが道の幅は若干狭まります。練馬区立練馬総合運動場の野球グラウンドを横に確認。

石神井川探索。

しばらくその様子は続きしばらくすすむと大きな公園城北中央公園に到着。広い原っぱに遊具、森林、運動場、綺麗に整備された遊歩道など綺麗な公園です。かなり広いので散策とかスポーツするには快適です。公園を離れ環状七号線と交差。

石神井川探索。

先の耕整橋の道は緑道となっており、暗渠化された用水路。下には放水口があります。

石神井川探索。

山崎橋は月を象った街灯と夜空をモチーフにした橋。

石神井川探索。

川は角度を変えてさらに進むと国道254号と交差。さらに東武東上線の線路を上に通過。

石神井川探索。

愛染橋の先では川の脇で岩から滝が流れており、その先は水辺の公園です。

石神井川探索。

流れた小川は氷川釣り堀公園として誰でも釣りが出来る釣り場所となっています。その川の水は石神井川へと放水されます。

石神井川探索。

その後すぐに新板橋と板橋と国道17号、中仙道大きな通りと交差。

石神井川探索。

道を越えた先は「石神井川緑道」とし、遊歩道・遊具・小川がある緑道公園になります。

石神井川探索。

このあたりはマンションや高いビルなども増え目黒川のマンションエリアのような都心を流れる川といった印象に(都心では無いのですが…)。それでも沿道には木々がずっと立ち並ぶ静かな散歩道です。緑道薬園なども至る所で眺められます。

石神井川探索。

ここはさらに緑が深まる公園エリア。加賀公園は緑と芝生が多いので休憩には良さそう。

石神井川探索。

その先は俳句の散歩道なるエリアで川の横には板橋区で募った一般参加者の俳句を詠むことが出来ます。

石神井川探索。

埼京線の線路を通過。

石神井川探索。

そのの観音橋では谷津大観音の観音様の像を見られます。観音様と蓮の銅像。

石神井川探索。

その先は音無緑地となっており、川の水がたまっている池。ここは階段で川の元までおりられ釣り遊びが出来ます。こう見ると普通の地面まで、ずいぶん高さがあるんだなとわかります。

石神井川探索。

その先の音無さくら緑地も小さな公園となっており、緑の吊り橋を渡ることが出来ます。高さも長さもさほどではありませんが渡ると思った以上にグラグラと…。

石神井川探索。

その先を進むと王子駅の建物が見えてきます。この辺で川と沿道の高低差が広がり川の水を確認しにくくなります。川の水はここで分かれます。1つは都道455号線と明治通り・都電荒川線とJR山手線と王子駅、そして飛鳥山公園の下を直線に通る水路。この水路はとある理由で後から掘られました。

石神井川探索。

もう1つは本来の水路で旧流路となります。現在は音無親水公園として小川に流れています。

石神井川探索。

これは音無親水公園への導水門。その川は水遊び場を緩やかに流れ、水車などもあります。その川は音無橋をくぐり、やがて王子駅の下を通ることになります。

石神井川探索。

この旧水路は導水門のバルブで水が調節され、公園になるくらい流量が少ないのですが、かつて大雨などで洪水が発生した際に王子駅や付近一帯の地域に絶大な被害が出たことで、後に改善され飛鳥山の下にトンネルを掘って直接水路を作ったのです。

石神井川探索。

旧水路は都電荒川線の停留所の横に現れます。

石神井川探索。

さらに後から作られた水路は、駅と飛鳥山を越え駅の真横で再び合流します。

石神井川探索。

駅を越えた川の上に首都高が通ります。この辺は川の改修工事の真っ最中。

石神井川探索。

どうやら石神井川の水路と道路を作り直し、高速の出口を新設するらしい。偉い人の考えることはよくわからんです。

石神井川探索。

明治通りを越えて都道307号線の道進むと建物の脇に庚申塔がありました。

石神井川探索。

さらにその先にはあすか緑地があり首都高と石神井川を一望できます。舗装された緑道は芝生も広がり先ほどのいかにも人工的(全部人工だけどさ)エリアとは異なる心地よい雰囲気が舞い戻ります。先までいけるかな?と思った物の柳田小学校の脇の道は工事のため通行止めでした。

石神井川探索。

少し回り道そして堀船清掃作業所の横まで出てみました。そこの橋の上から隅田川への合流口を確認。

石神井川はほぼ開渠となっており、かつ歩道も緑も整備されているので非常に歩きやすいのが特徴です。また周りには公園や緑道といった施設もおおいので、散歩やピクニック、ジョギング、ウォーキングどれをとっても最適です。

石神井川探索。

しかし、かつては洪水で溢水がおこり、近隣に多大なる被害を与えたり、王子駅のトイレの設計ミスで汚水が直接流れるなどの黒い歴史もありました。

とはいえども、スポットとしてはかなりオススメですので、是非歩いて体と心で感じてみてください。

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